自分でつくる最高のビール(HOMEBREWING BOOK) |アドバンストブルーイング

自分でつくる最高のビール(HOMEBREWING BOOK) |アドバンストブルーイング

ヤッホーブルーングがガイアの夜明けに紹介されたり、日本各地にマイクロブルワリーや、クラフトビアバーが多くでき、 更には、コンビニやイオン、成城石井等などでも、クラフトビールの取り扱い商品が増えてきて 以前より手軽にクラフトビールが飲めるようになってきました。


最近、アドバンストブルーイングより、「自分でつくる最高のビール」が発売されたので購入しました。

※日本では1%以上のお酒を個人が醸造する事が禁止されており、HOMEBREWING(自ビール)を楽しむことは なかなか難しい状況ですが、糖度を調節する事によって1%以下で醸造する事は可能です。

また、実際にHOMEBREWING(自ビール)をしなくても、単純に雑学としてビールの作り方や スタイルによるビールの作り方の違いを知るだけで、よりクラフトビールを飲むときや購入する時に、副原料や使用ホップを見て色々、 想像しながら飲むことができるので、クラフトビールの世界が広がって楽しいかと思います。

内容紹介
はじめてのビールづくりから、こだわりのビール仕込みまで! ホームブルーイングをはじめるための一冊。

ビールづくりは、楽しい。
ビアスタイルは自由、バリエーションは無限、とにかく美味しい。
きちんと手間をかけて仕込めば、市販のビールを超える出来になる。

本書は、はじめてビールをつくる人が
失敗せず、美味しくつくれる方法とレシピを解説する。
また、モルトエキスを用いて手軽に仕込む方法から
麦芽の糖化からはじめる本格的な方法、レシピを好みにアレンジする方法まで
「もっと美味しいビールをつくりたい」という熱意にもこたえる内容とした。
となってます。

自分でつくる最高のビールが届いてみたので早速開封して読んでみました。
今までビール作ったことが無い人でも、作れるように図解つきで優しく説明してくれています。
チャーリー・パパジアン著の自分でビールを作る本に比べるとページ数は3/1程度で、内容的には薄いですが 2016年6月28日発行されたばかりの本なのでチャーリー・パパジアン著の自分でビールを作る本より(サワーエール等)最近の改善された失敗しにくい醸造方法となっているように思います。

アメリカンスタイルIPA|自分でつくる最高のビール(HOMEBREWING BOOK) |アドバンストブルーイング
缶エキスを使ったレシピは、イングリッシュペールエール、アメリカンペールエール、イングリッシュIPA、ヴアィツエン、ベルギートラピストビール、ビルスナーボック等、約20種類近くの スタイル毎のレシピを紹介してくれており、チャーリー・パパジアン著の自分でビールを作る本のレシピより、オーソドックスで日本で比較的入手しやすい材料を用いた簡単なレシピを具体的に紹介してくれています。
] メインはモルトエキスでの仕込みですが、もちろん、アレンジの仕方や、少ないながらもパーシャルマッシングやフルマッシングの方法も記載されてあり一冊でビールの事を知りたいと思っている方には楽しめると思いました。
しいて、不満を上げるとすれば、もう少し内容にボリュームが欲しかったように思いますが、サラッと読むには良いと思います。

おまけ
簡単に、チャーリー・パパジアン著の「自分でビールを作る本」に関しても 紹介したいと思います。
本来は、きわめて多様性に富む酒である「ビール」.しかし、市販のビールはと見れば、ほとんどがピルスナースタイル。最近は、「地ビール」なるものが造られるようになり、いくらかバラエティを楽しむことができるようになったとはいえ、まだまだ、といわざるをえない。そこで、ホームブルーイングである。本書は、世界の1500以上のホームブルー団体が登録されている米国ホームブルワーズ協会の会長である著者が、入門者から上級者までを対象に、各種ビールの造り方をていねいに解説した書である。本書を手に、ビールの豊かな世界を、ぜひ体験していただきたい。 心配せずに肩の力をぬいて、楽しくビールを造ろうじゃありませんか! 初級編、中級編、上級編にわけてホームブルーイングを説明するほか、世界のビアスタイル、レシピ集、蜂蜜の酒の造り方等も収録。

「自分でつくる最高のビール」と基本的に取り扱っている内容は同じですが、
この本自体が15年程前に発売された本なので、情報がすこし古い事やホームブルーイングが盛んなアメリカを基準に記載されている為、 日本では入手困難な材料などもあります。

ビール酵母の活動のしくみや糖化の原理などの内容や、ビール酵母を培養する方法まで 「自分でつくる最高のビール」と比べより踏み込んだ内容になっており、アレンジレシピ数もかなり豊富にあります。
チャーリー・パパジアンの自分でビールを作る本
購入してから10年ぐらいたっているので結構くたびれてますが、レシピとかを見て考えてると今でも楽しいです。


単純に失敗しただけですが、酵母の培養は実際にはもっと、難しい気がします。
以前、シメイ ブルー(にはまっている頃)の酵母を培養してみましたが、生ごみみたいなものが出来ました。香りはバナナ香で良かったのですが

「自分でつくる最高のビール(HOMEBREWING BOOK)」と「自分でビールを作る本」とどちらを 買うか悩んでいる場合は、どちらも基本部分から説明してくれていますが、
多少知識が有ってがっつり読みたい場合は、「自分でビールを作る本」を
取り敢えず、試しに読んでみたいなら、「自分でつくる最高のビール(HOMEBREWING BOOK)」が値段も安く、写真の図解が多くサラッと読める事から お勧め方と思います。