19年型電動式神泡サーバーで三度注ぎをやってみた

2019年版電動神泡サーバーと香るエール
サントリー、プレミアムモルツを購入すると同梱されていたりする神泡サーバーをご存知でしょうか?
数年前からプレミアムモルツを購入するついてきてましたが19年版の電動式神泡サーバーは、すごい使いやすくなっています。


なにが凄いかと言うとほぼメンテナンスフリーです。


ビールを簡単においしく飲める家庭用サーバーは今までも色々ありますが、 殆どのサーバーは内部にビールを通す為、使用後にビールサーバーを洗浄する必要がありました。
しかし、2019年型電動式神泡サーバーは洗浄不要です。
何故かというと、ビール缶の側面から著音波振動をあて微細な泡を造る方法をとっているからです。
その為サーバーが一切ビールに直接触れることが無いため洗浄不要となるのです。

いままでもタカラ・トミーのソニックアワーや非売品ですがギネス サージャー等が超音波式はでしたが、注いだ後にグラスに超音波振動を当て泡を作っていましたが、 2019年型電動式神泡サーバーは缶に装着し注ぐ直前に泡をつくっています。


コップの場合はグラスの厚み等でうまく泡が出来ない事もあったようですが、ほぼ失敗せずに泡をつくれます。


2019年型電動式神泡サーバーを使ってグラスに注ぐと、見た目も勿論ですが、味もマイルドになるようです。

何故マイルドになるかを調べてみたところ、原因は泡にあるとの事なので泡について調べてみました。

日本ではビールと泡の黄金比は7対3といわれてますが、見た目の良さが大きな理由の一つのようです。

黄金比自体は然程意味がないようですが、泡自体には役割や泡を造る理由があります。
泡は、ビールが空気に触れ、成分が変化することにより味が落ちるという現象を防ぐとともに、炭酸ガスを逃さない「蓋(ふた)」の役割をしています。
また、苦味成分を吸着するという効果もあります。
クリーミーな泡は、ビールの美味しさの秘訣です。

引用: ビールの泡はどんな役割をしているのですか? サントリーお客様センター

とありますが、
泡の立て方、つまりは注ぎ方によってビールの味は変わってくるのだ。

 上手に注がれたビールは泡が長持ちし、液体を飲み干した後、グラスに泡だけが残る。ところでこの泡のみを口に入れると意外にも苦みが強いことに気づかされる。ビールの苦味は泡に集まるのだ(ホップの苦味成分であるイソフムロンが麦のタンパク質と結びついて泡を形成するため)。つまり泡を立てれば苦味が抜け、逆に泡を立てないと苦味が抜けないということになる。

 注ぎ方がうまいビールはきめ細かい泡を立たせることによって、適度に炭酸を抜くと同時に苦味も消し、腹も膨れずすっきりした味のビールになる。

引用: ビールの味は泡が決める

のように大きく分けて
1.蓋の役割をして酸化や炭酸ガスが抜けるのを防ぐ
2.炭酸ガスの調節
3.苦味成分の調節

があるようです。

なので、最近はビールと言えばラガー(ピルスナー)では無く色々なスタイルのビールが売られていたり、ビアバーで飲めますが泡の位置づけは変わってきていると思います。
実は「泡はビールの見栄えを良くするが、ビールの旨味を吸いとってしまう」ので、「とくに旨味や香りを楽しんでほしいビールには泡を作らない」方がいいとのこと。一方、ラガーやヴァイツェンなどのビールの場合は、「長いグラスに注ぐ間にきめ細やかな泡ができるよう」に調整するのが美味しさの秘訣なのだそうです。

引用: https://news.ameba.jp/entry/20130422-272


のように、ビールのスタイルや好みで色々調節すれば良いと思います。
家でラガービールやピルスナーを飲む場合の注ぎ方は
1. グラスを立てたまま、ビールをグラスの5分まで勢いよく注ぐ。荒い泡が消え、きめ細やかな泡だけになるまで30~40秒程度待つ。
2. 9分までゆっくりと注ぐ。1同様、きめ細やかな泡だけになるまで30秒ほど待つ。
3. さらにゆっくりと、泡3、ビール7になるよう注ぐ

三度注ぎが美味しいとの事なので、 じゃー19年型電動式神泡サーバーは手軽にクリーミーな泡を作れそれで充分美味しいのですが、 19年型電動式神泡サーバーで三度注ぎをしたらどうなるかを試してみました。

ちなみに、神泡サーバーでの通常に使用法は
1.最初にグラスにそっと7分目まで注ぐ
2.神泡サーバーで泡を作ってグラスの上に泡をのせる


2019年型電動式神泡サーバー式3度注ぎ
1. グラスを傾け、神泡サーバーで泡を作りながらグラスの5分まで勢いよく注ぐ。荒い泡はほぼないですが取り敢えず30~40秒程度待つ。
2.9分までゆっくりと注ぐ。1同様、荒い泡はほぼないですが30秒ほど待つ。
3. さらにゆっくりと、泡3、ビール7になるよう注ぐ



家に有った、キリンラガーでやってみました。
キリンラガーを神泡サーバーで3度注ぎ
結果は、キリンラガーか凄くまろやかになってしまいました。
キリンラガー|神泡サーバー
(実際には、泡3、ビール7にはならず、ほぼ2度注ぎでしたが、泡が消えて黄金のビールがみえてきたら2回目を注ぐ感じ) ある意味キリンラガーの特徴を消してしまったような気もしますが、

これはこれでありと思います。

19年型電動式神泡サーバーを使って三度注ぎ、苦味や炭酸が弱めのマイルドなビールが好みであれば一つの方法で、
最初の1. グラスを傾け、神泡サーバーで泡を作りながら注ぐ量をコントロールすると自分好みのビールが出来ると思います。

もちろん神泡サーバーを使用して説明通りに注ぐだけでも美味しいですし、 ほぼすべての缶ビールで大丈夫と思います。
電動式神泡サーバーと青鬼
上記、ビールは、本当は泡がない方が美味しい?の引用では推奨されていませんが、ヤッホーブルーイングの青鬼(IPA)でやってみました。ホップのアロマが普段より漂ったように思います。
→ヤッホーブルーイングの公式サイトでも泡をたてて注いでいるので泡建てる事を前提で仕込んでいると思います。

第三のビールでも試してみましたがキッチリ泡たちました。 少し泡の発生が悪い時は説明書通りに超音波振動を発生させる部分を少し濡らすと泡の発生がよくなります。

いまなら、プレミアムモルツ12本買えば付いてくるので、気になる方は早めに入手してください。