KBS(瓶内熟成 KBS2018 KBS2019飲み比べ)|ファウンダーズ(Founders)

KBS(KBS2018 KBS2019飲み比べ)|ファウンダーズ(Founders)
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名称
KBS
メーカー/販売元
ファウンダーズ(Founders)

創業:1997年
拠点:ミシガン州 グランラピッズ

マイク・スティーブンス(Mike Stevens)とデイブ・エンバース(Dave Engbers)。
大のビール好きで熱心なホームブリュワーが立ち上げたブルワリーです。

代表的なビールは

Kentucky Breakfast Stout、その名もKBS、 チョコレートとコーヒーを投入した限定ビールのブレックファストスタウトをケンタッキーバーボン樽で1年間熟成させることで完成するこの逸品は、数多くのビアギークが喉から手が出るほどほしがる超限定品。

All Day IPA。 まだセッションIPAと呼ばれるカテゴリが無いころに誕生し、その先駆けとなった傑作ビールです。
名前の通り日がな一日飲み続けていられるセッションIPAは、ファウンダーズを語るうえで欠かせない存在です。
産地
アメリカ(ミシガン州)
スタイル
ポーター/バレルエイジド
アルコール度数
9.2%
IBU
EBC(SRM)
特徴
カルト的人気”と評されるビールはアメリカでもそう多くはないが、その中でもとりわけ熱狂的に渇望されるビールの1つがFoundersのKentucky Breakfast Stout、その名もKBSだ。
チョコレートとコーヒーを投入した限定ビールBreakfast Stoutをケンタッキーバーボン樽で1年間熟成させることで完成するこの逸品は、数多くのビアギークが喉から手が出る程欲しがる超限定品。
アメリカではリリース前日になると泊まり込みで店に並ぶ人々が現れる程で、「事前に販売するチケットを手に入れることで1人につき1本~2本のみ購入可能」とルールを定める酒屋も多い。
万が一チケットを逃した場合は何時間もかけて酒屋巡りを行って、運が良ければ見つけられるといったような状況となる。
KBSがバーボン樽で眠る場所は地下深く。
地上から85フィート(約25m)ほど潜った洞窟の中でこのスタウトは熟成する。
もともとは石膏の採掘が行われていた洞窟が使われなくなったものを、Foundersが熟成庫として利用しているのである。
2016年4月現在で9,000を超えるバーボン樽を保有しており、アメリカでも最も大規模なバレルエイジングプロジェクトと言われる。
地下深くにあるこのエリアは自然とビール熟成に最適なセラー温度となっている。
ここで熟成させるということが、KBSに甘くナッティーな味わいと最高にスムースな口当たりをもたらすのだ。 今でこそ樽熟成ビールはアメリカで人気が高まっているが、KBSが初めて世に出た当時は、アメリカ国内ではそれほど注目されていないカテゴリであった。
2002年にドラフトのみで初リリース、翌2003年にはボトルパッケージでも限定リリース。
ちなみに、最初のKBSはジャックダニエルに使用されていた2樽で熟成された。
ケンタッキー州でもなければバーボン樽でもなかったのである(ジャックダニエルはテネシー州で生産されるテネシーウィスキー。
アメリカンウィスキーであるが、バーボンとは異なるカテゴリに属する)。
その後すぐにレシピに変更を加え、現在の味わいになったという。
FoundersはKBSをして“アメリカでのバレルエイジング・ムーブメントを牽引し続けたビールだ”と述べる。
ブリュワリーによると、KBSは“室温(15℃前後)の温度帯のKBSをデキャンタージュして空気に触れさせてから、ブランデーグラスで飲む”のが最良の楽しみ方。
見た目は漆黒の液体にクリーミーなこげ茶のヘッドが乗る。
アロマは凝縮されたローストコーヒー、カフェラテ、ミルクチョコレート、バニラ、オーク、バーボンがグラスから溢れ出す。
口にするとコーヒーやチョコレートのロースト感と甘みが舌全体を包み込み、同時にバーボン、バニラ、ほんのりとしたホップの苦みがバランス良く広がる。
あまりの素晴らしさに飲みこむことをためらう程であるが、飲みこんだ後のフィニッシュもバーボン、アルコールの温かみ、わずかなモルトの甘みの長い余韻が心地よい。
フルボディーでシルクのように滑らかな口当たり。
2014年にはビールのレビューサイトratebeerで“世界最高のビール”に選出され、ratebeerのみならずbeeradvocateでも100点満点の評価を取り続けている。
喜びのあまり悲鳴をあげてしまいそうになるほど貴重で美味しいこの樽熟成スタウトは、まさに世界最高峰に位置する至高のビールだ。

感想
KBS(KBS2018 KBS2019飲み比べ)|ファウンダーズ(Founders)
KBS 2018 酸味含めブラックコーヒー、そこにほんのり甘み
余韻にオーク樽由来のフレーバー

KBS 2019
基本は同じですが少しアルコールのきつさ、そこにバレルエイジらしいバーボンやオーク樽の風味


どちらも、美味しいです。
まろやかさは2018、余韻もやんわりバレルらしいフレーバーも良い感じ
2019はバレルらしさが2018より分かりやすいです。
2022はさらにフレッシュなのでどう違うのか、今度かってみよう。