ビンクIPA 〜 ホップ ヴェルドム(Bink IPA Hop Verdomme)|ケルコム醸造所(Brouwerij Kerkom)

ビンクIPA 〜 ホップ ヴェルドム(Bink IPA Hop Verdomme)|ケルコム醸造所(Brouwerij Kerkom)
名称
ビンクIPA 〜 ホップ ヴェルドム(Bink IPA Hop Verdomme)
メーカー/販売元
ケルコム醸造所(Brouwerij Kerkom)
産地
ベルギー
スタイル
スペシャルビール
アルコール度数
7.0%
IBU
EBC(SRM)
レイトビア
41 Kerkom Hopverdomme – RateBeer
特徴
名前にIPAと付けられていますが、ビールのスタイル名である 「インディア・ペールエール」の意味ではありません。

ブルワーのマルク氏によると、それぞれ、I:Incredible(インクレディブル)、 P:Powerful(パワフル)、A:Amazing(アメージング)、を意味しているそうです。

苦味ばかりが突出しているのではなく、旨みも取り入れ、 全体のバランスの取れた仕上がりになっています。
ホップはすべてベルギー産のものを複数使用しています。

ラベルにある、”HOP VERDOMME”は、”GOD VERDOMME”をもじったもの。 フランデレン語圏では、”GOD VERDOMME”=「チクショウ!」という言葉があります。 (ちなみに、”GOD VERDOMME”も”VERDOMME”だけでも同じ意味になります。) ”HOP VERDOMME”は、「チクショウ!たくさんホップが入ってるな~!」というような 意味になります。

ラベルはキリスト教の最後の晩餐のパロディで、 ワインの代わりにビールを飲んでいる様子が描かれています。

ややオレンジがかった輝きのあるゴールド。
ホップのさわやかな香り、レモンのような柑橘系の香り、ミントや干し草のような香りもあります。 口に含むと最初にパイナップルのような旨みを感じますが、 すぐにグレープフルーツのような柑橘系のフレーバーを伴った、強烈な苦味が広がります。
スパイシーさもあるミディアムボディ。
後に心地よい苦味が長く続きます。
感想
個人的にはそれほど、商品説明の様な分かりやすい柑橘系のフレーバ―を感じず、ベルギービールらしい(ゴールデンエール系?)のフレーバーから、しっかりとした余韻の残る苦味がやってきます。
IPAではないらしいですが、 ゴールデンエールは、ベルジャンスタイル・ペールエールと考えると、個人的には、このビールはベルジャンスタイルのIPAかなと思ったりします。