- 名称
- 小麦のワイン[ウン・アンヘル](un Angel)
- メーカー/販売元
- サンクトガーレン(Sankt Gallen Brewery)
- 産地
- 日本(神奈川)
- スタイル
- ウィートワイン
- アルコール度数
- 10%
- IBU
- 55
- EBC(SRM)
- 26(13.0)
- 特徴
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麦のワインは19世紀のイギリスを発祥とするれっきとしたビールの1種です。
寒冷でブドウ栽培が出来なかったイギリスがフランスワインの人気に嫉妬して造ったと言われています。
“ワイン”と名に付くようにビールでありながらワイン並みのアルコール度数を持ち、ワインのように年単位での長期熟成が可能です。
原材料は通常ビールと同じ麦芽、ホップ、水、ビール酵母のみ。それを膨大な量使用し、極限までアルコールを高めています。
麦芽は通常の2.5倍以上使用。さらに麦汁の濃度の高い部分だけを使っているため、ビールとは思えないほど非常に濃厚です。
通常サンクトガーレンの醸造システムでは1回の仕込みで約2000Lのビールが造れるところ、麦のワインは半分の1000Lしか造れません。
完成までにかかるコストが並大抵ではないことから、日本で造っているメーカーは殆どありません。
とろり官能的のど越し。ブランデーのように味わうビール。 - 感想
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ディアブロ同様、基本的には、熟成が進んでいるほど(古いほど)泡立ちが良いです。
ちょうせいやさんで、 開栓時吹きこぼれるかもしれないので気を付けてくださいと言われたので ディアブロを開栓するときも念のため栓抜きで少しずつあけましたが今回は忘れていました。 ただ、吹きこぼれはありませんでしたが、グラスに注ぐと2016、2017共に泡立ちが凄くてゆっくり注いだつもりでしたがグラスからあふれました。
2021年:甘くとホップフレーバーから苦味(フレーバーがフレッシュでガツンとした苦味(少し堅いきも))
使用ホップ:カスケード/センテニアル/シムコー/チヌーク
2017年:甘酸っぱい果物のよう。(少しサワー系のアロマ感じますが)
色が少し濁っています。
2016年:2017年版をさらにドライにした感じ
使用ホップ:ナゲット/カスケード/チヌーク
※賞味期限は2021・11・16日で飲んだのは2021/11/27で実際は2ヶ月程賞味期限きれてます。
2021年は86と2017年や2016年のエル・ディアブロより5少なくなっています。
2021年は2016年2017年とIBUも違い使用ホップも変わっている為、少しレシピを変えたようです。
年違いをブレンドするのも面白く個人的には2017年のウン・アンヘル(un Angel)と2021年のウン・アンヘル(un Angel)を1:1でブレントした感じが好みでした。
そんな訳で個人的には2年程熟成させた、ウン・アンヘル(un Angel)が好みなのかもしれません。2021年版を2年程熟成させてみます。 澱の量も2021年は殆どありませんが、2016年と2017年は発酵が進んだこともあり澱が瓶の底に結構あります。 ウン・アンヘル(un Angel)2016年の澱 ウン・アンヘル(un Angel)2017年の澱 ウン・アンヘル(un Angel)2021年の澱(まだ殆どありません。)
ウン・アンヘル(un Angel)2016・2017・2021呑み比べ|サンクトガーレン(Sankt Gallen Brewery)
ちょうせいやさん(ちょうせいやさんの記事はこちら)でエイジング(熟成)されたディアブロがうってましたので今年の2021年と比較する為に2016年,2017年も購入して飲み比べてみました(ディアブロ飲み比べ記事はこちら)。
その時、勿論ウン・アンヘル(un Angel)2016・2017・2021も買ってましたので飲み比べです。
2022年になって飲んでいますので正確には2016年のウン・アンヘルは2カ月ほど賞味期限切れです
- 2022年01月10日
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