竹鶴 純米|竹鶴酒造

竹鶴 純米|竹鶴酒造
名称
竹鶴 純米
醸造所
竹鶴酒造
産地
広島県
造り
純米
アルコール度数
15.6
日本酒度
+10.5
酸度
2.5
アミノ酸度
使用米
八反錦
精米歩合
八反錦精米70%・加工用米精米65%
特徴
竹鶴のお酒の中では珍しく原酒ではなく加水タイプ。 そのせいか、非常に飲みやすく、ヒヤですと、するっと入っていきます。 いつも原酒ばかり飲んでいますので、はじめはなんだか少し物足りなさを感じました が 慣れてくると、イケけてしまってもうたまりません。

ぬる燗~熱燗のくらいの温度帯でお燗しますともう絶妙です。 いっそう飲みやすくなるという感じです。スイスイいけてしまいます。 食中酒の典型という感じで、今回鰻の蒲焼きと合わせましたが、バッチリでした。 お刺身はもちろん、醤油系の煮物・焼き物との愛称もいいなあって思いました。 トンカツやメンチカツなどの揚げ物にもバッチリ合いますよ。 【竹鶴敏夫社長のコメント】
純米酒の普及の為にはお求め易い価格の商品も必要なのでは、と考えて造りま した当商品ですが、本醸造年度も純米酒のスタンダードとして恥ずかしくない酒質に 仕上がったのではないでしょうか。温度帯は選びませんが、ぬる燗にして頂けますと 味も膨らみます。

弊社は純米酒志向の蔵ですが、純米酒といっても他社様、弊社問わず、どうしても 価格が割高なのが多く、これでは純米酒の普及は難しいのではないかと日頃から 思っていました。そこで原価計算等の結果、掛米に加工用米を使えば普段の晩酌 にも無理のないものが出来ると分かり、その仕込み配合で造ったのがこのお酒です。

加工用米というのは業界用語で、等級は3等以上、品種は不明というお米で (どうしてそのような仕組みなのかは不勉強のため不明)、別に?米のように予め 加工がされているような類のものではありません。ちゃんとした丸米です。 米の品種云々と頭で飲むよりも、舌で飲んでみて下さい。

感想
濃厚ですが、シンプルで飲みやすく、 個人的にはよくある特徴(木ちっくな風味※表現が有っているのわかりませんが)のお酒と思います。

一升瓶で、2千円台ので購入しやすい価格帯で有難いです。

竹鶴・小笹屋竹鶴(竹鶴酒造・広島地酒)販売店 銘酒市川