実を言うと数年前まで知りませんでした。
居酒屋等の、のぼりでは見たことありましたがあまり、気にした事ありませんでした。
家飲みが多くなり、吉田類さんの「吉田類の酒場放浪記」を見るようになってからホッピーが気になって飲むようになりました。
ホッピー (Hoppy) とは、コクカ飲料株式会社(現・ホッピービバレッジ株式会社)が1948 年に発売した、麦酒様清涼飲料水(炭酸飲料でビールテイスト飲料の一種)である。また 、焼酎をこれで割った飲み物も、ホッピーと呼ぶ。
ホッピーは、普通に飲んでも美味しいですが、基本は焼酎等のお酒で割って飲むので色々、アレンジができます。
以前ホップオイル(カスケード)を添加しましたが、今回はフレンチオークチップを使いなんちゃって、バレル・エイジド・ビールを作ってみたいとおもいます。
バレル・エイジド・ビールは、ワインと同様に木樽で熟成させたビールのことで、樽から出る成分がビールに風味をつけます。
実際には、ワインやウイスキー等で使っていた樽を使用する事でより複雑な味をビールにもたらします。
スタウトなどの濃色系のビールで行う事が多いですが、ラガー系のビールでも、バレルエイジ(樽熟成ビール)は、あります。
オークチップとは
ワインはアルコール発酵をさせた後に熟成をさせて造る事が多いのですが、その際「フランス産のオーク材を使った樽」で熟成をさせる事で最も高品質なワインを造る事ができるとされています。今回は、丹羽コルク興業(株)の通販で
フレンチオーク樽を使って熟成をさせると何が良いかと言いますと、樽から出るバニリンという成分が甘く香ばしいバニラ香をワインに付け加え、タンニン(渋味)を強化するなどの効果を期待できます。
樽と同じ素材のオークチップ(木片)をワインの入ったタンクに投入し風味を抽出することで、フレンチオーク樽と同じ味わいを作り出そうという手法です。
オーク樽の材料となるフレンチオーク(樫)材をトーストし、チップ状にしあげました。の商品を購入しました。
ワイン、焼酎などのお酒にオーク樽のすばらしい香りが簡単につけられます。
1Lのお酒に2片ほどのチップを入れて1日~1週間おいてみてください。オーク樽の持つ、甘く芳醇な香りと深い色がつきます。
特に焼酎好きな方、本当に旨いからやってみて!!
焼酎(キンミヤ)を500mlのペットボトルに入れます。
そこに、フレンチオークチップを適当に投入します。
投入した、直後の画像です。
まずは、このまま、何も加えず焼酎で飲んでみました。
一口だけストレートで焼酎(キンミヤ)飲んでみました。
うすいウイスキーのような甘い味がします。
今度は、いよいよ黒ホッピー
黒ホッピ―を入れた後飲んでみました。一口目少し、臭がきついと思いましたが 2口目からは、慣れたからか気にならなくなくなりました。ただ甘い中に(チップ入れ過ぎたせいか)木ちっくな味があります。
もちろん、長年味がしみ込んだ、オーク樽を使っている、本当のバレルエイジビールには到底かなわず、取って付けたような味がありますが、これはこれでありかなって感じです。
今度はシナモンパウダーやナツメグのパウダーも入れてみます。
まずグラスにパウダーをいれ、フレンチオークチップを漬けていたキンミヤ焼酎を適量いれます。
よく混ぜて、黒ホッピーを注ぎます。
新たな発見が、味もより深みが出て良いのですが、ホッピーの泡立ちが良くなり、まさしくビールのような見た目になります。
シナモンはよく、コーヒ―などにもはいっているのでイメージ湧きやすいかとおもいます。
ナツメグのスパイシーさは、わざとらしさを弱めてくれる気がします。 ホッピーは手軽に副材料を入れて試せるのでそれだけで、少し楽しいです。
黒ホッピーだけだと、薄い気がするので、インスタントコーヒー(コーヒーのポーション)やチョコレートを少し混ぜてみて濃厚にしてみたり、 オークチップを一度ウヰスキーやワイン等のお酒に浸してみるのも面白そうです。
※後日、ノンカフェインのインスタントコーヒ+シナモンパウダー+ナツメグパウダー+黒ホッピーをやりましたが美味しかったです。
ナツメグをシナモンより多めにしたのでスパイシーなバレルエイジビール風になりました。
今度はノーマルホッピーでもやってみます。
オークチップ漬けの焼酎(キンミヤ)に少量の宗政酒造 のんのこ ワイン酵母仕込(麦焼酎)+ホッピーも良い感じです。
のんのこ ワイン酵母仕込(麦焼酎)の独特の焼酎臭が気になる場合は、オークチップ漬けの焼酎(キンミヤ)に少量の宗政酒造 のんのこ ワイン酵母仕込(麦焼酎)少量+ノーマルキンミヤ+ホッピーにするとより さわやかな感じになります。
ワイン酵母で仕込んだ新感覚の本格麦焼酎。 白ワインのようなさわやかな香り、軽快な飲み口ながらも、旨味やコクを最大限に残す独自のノンカーボン製法により、麦の甘味や旨味を最大限に閉じ込めています。
瓶ビールを買ってきて、オークチップを入れた後、再び栓をしてオーク香を付けても良いと思いますし、
(栓の上に10円硬貨をおいて栓抜きで開けると、栓が綺麗な状態であくので、オークチップを入れて再び栓をする事ができます)
フレンチオークチップは100gで600円ぐらいで売っているのでお手軽で良いかと思います。(購入したサイトによりますと、100gで3-5片の使用で20-30回分)
トースターでオークチップを少しトーストしても良いと思います。
今度は、アサヒスタウトや、ギネスにフレンチオークチップを入れて試してみたいと思います。
今回漬け込んだ、フレンチオークチップは、チップを入れ過ぎて濃くなりすぎたため、更に普通の焼酎で数倍に薄めてから、ホッピーを入れてつかってます。
以前、ポータ系のビールに生姜を入れたときも思った以上に味に影響があったのを忘れていましたが、びっくりするぐらい、フレンチオークチップの味はお酒の味をかえてしまいますので
少しずつ入れてください。
オークチップ漬けの焼酎(キンミヤ)+ホッピーをやって1週間程たちましたが、
ホームブルーイングの副原料として使うのではなく(日本も、ホームブルーイングを合法化してもらえたらありがたいですが)、簡易的にやるのなら、ウヰスキー+シナモンパウダー+ナツメグ+黒ホッピーの方がなんちゃってバレルエイジビール(樽熟成ビール)に近いのではと思ってしまいました
今度、試してみたいと思います。
そんなわけで、ブラックニッカ ブレンダーズ スピリット|ニッカウヰスキーをホッピーで割ってみました(少し勿体ない気もしますが)。 少しホッピーが負けてる気もしますが、ラガー系のバレル・エイジド・ビールっぽくで結構美味しいです。
黒ホッピーで割ると、より甘みを感じ、最初に甘めが来て余韻がチョコレートとなりこれも、美味しいです。
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