テレワークでのセキュリテイ対策・自宅のネット環境にはvlanを(固定回線の場合)

有線LAN
新型コロナ対策である意味なかなか進まなかったテレワークの導入が拡大しています。
テレワークを行う場合、ネット回線が必要不可欠です。
スマホでのテザリングが一番シンプルですが、
既に自宅に光回線等の固定回線を使用しているなら、そちらを利用するのも良いかと思います。


ただ、仕事で使用するのであればセキュリティを多少見直した方が良いかと思います。

有線ならvlan機能のあるスイッチング・ハブを使用し家庭用のPCやゲーム機、家電とは接続できないようにし

無線なら、ルーターによっては機器同士の通信を禁止するプライバシーセパレータ機能があるのでそちらの機能を使用したり、仕事用のみのSSIDを別途設定するのが良いかと思います。


vlan機能付きのスイッチング・ハブであれば、NETGEARのGS105EやGS108Eが5,000円程度で購入でき ポートベースとタグベースどちらも設定できおすすめです。

ちなみにポートベースは、lanのグループを物理的にポートを分けるシンプルな方法になります。
通常は此方の方法で対応可能です。
シンプルな構成としては
・ルーターのポート、仕事用PCのポート、プリンターのポートを仕事用グループ
・ルーターのポート・仕事用以外の機器のポート、プリンターのポートを仕事以外のグループとして設定します。

タグベースも、lanのグループをポート毎にわけるのは同じですがタグ情報によって別のスイッチングハブともlanグループ情報を共有する事が可能です。
その為最低2台のタグベースのスイッチングハブが無いと意味をなしません。
タグベースでの設定が必要になるのは、1本の有線lanで複数グループを共有したい場合に必要となってきます。
例えば、 1階と2階間を1本の有線lanで構築しておりルーターは1階のスイッチング・ハブについていたとします。
lanグループを仕事用のA、ゲーム・家電用のBと分けたとします。

Aは1階でのみ使用、Bは1階でも2階でも使用する時のように 1階と2階間をむすぶ有線lanはBグループしか存在しない場合はポートベースで可能です。

逆に、 AもBも階でも2階でも使用する時などはタグベースでの構築が必要となってきます。→1階と2階の有線lanをグループ分物理的に 引けばポートベースでも可能です。

個人的には更に、ルーターのパケットフィルタ機能等を用いて仕事先の接続先IPへは仕事用の端末からしか接続できないように設定しています。

新型コロナの影響で今後も先行きが読めない状況です。 セキュリティ等の環境を含めまだまだ、テレワークには課題が山積みですが働き方改革の一環として運用方法含め今後もより拡充していくように思います。