ZenFone 2 Laser (ZE500KL)を購入して気づいたこと(root化を追記)

最近、asusのZenFone 2 Laserを購入しました。 ZenFone 2 Laserのスペックは
OS Android 5.0.2
CPU Qualcomm® Snapdragon™ 410
RAM 2GB
ROM 16GB
サイズ 5インチ
となっています。

防水、防塵機能があり実売価格が同じく3,0000程度の京セラのTORQUE SKT01、S301 とも悩んだのですが、
SKT01は当初は10万円で発売された、GSHOCKのような高耐久性が売りのスマートフォンです。
レビューで、ハードキー辺りの部分が盛り上がっていて、画面最下部のタッチしづらいとのレビューがあった事と、Android 4.2の端末は既に持っていたので候補から消えました。
S301に関しては、RAMが1GBだった事とnanosim(※取り換えればいいだけなのですが今、使用している格安simはマイクロsimなので)なのが引っかかりました。せめて、SKT01と同じく1.5Gバイトだったら、ZenFone 2 LaserとS301どっちを 購入していたかわかりません。

最終的には、RAM 2GBあった事、Android 5(Lollipop)には、メモリーリークの不具合があるとの事でしたが、まだ持っていないOSバージョンだった事から、ZenFone 2 Laseの赤色にしました。

赤色にした理由は単純で、黒色はカバンにしまったときや、行方不明になった時、目立たず見つけにくいので最近購入する時は、黒以外の色を選ぶようにしています。

まだ、使いはじめですが、気づいた事を少しまとめました。
ZenFone 2 Laserの裏蓋のはずし方
価格.comやその他のレビューをみて皆さん開けるのに苦労しているようなので覚悟していたのですが、 やはり、開かずに苦労しました、
色々な方が独自の開け方を紹介しており、色々試しましたが、なかなか、うまく開けることができず、 youtubeでZenFone 5の独自の開け方を紹介している動画を見て同じ方法で試してみると、ZenFone 2 Laserの裏蓋も簡単に開きました。
違いは、ZenFone 5は本体の左横に溝があるようですが、ZenFone 2 Laserは本体、右横に溝があります。
他の開け方は、すき間に爪をすべらせていったりしますが、この開け方なら、今までの苦労は何だったのかと思えるほど、他のスマホと同じくらい簡単にあけれると思います。
1.ZenFone 2 Laserをスマホを操作する時の様に、画面を正面に持ちます。※この状態の時に、一番下にマイクロUSBの入口が、そして右端の下から1cmぐらいのところに、取り外し用の溝が本体と裏蓋の間にあると思います。
2.左手の親指の爪を、本体下側にある、マイクロUSBの入口にひっかけます。
3.右手の親指の爪をもともと、ZenFone 2 Laserのふたを開る為にある本体の右横の下の溝にひっかけます。
ZenFone 2 Laser (ZE500KL)|裏蓋開け方
両手の親指の爪をそれぞれの場所にひっかけた状態になります

4.あとは爪をひっかけた状態でカパッと缶ケースのふたを開けるようするとすんなり開きました。


うまく裏蓋をあけれない人は一度試してみてください。
参考動画になります。23秒ぐらいからが開け方になります。
SIMカードに関して
・SIMカード規格はMICROSIMになります。
・SIMを2枚指すことが可能ですが、1枚使用の場合は、SIMカードスロット1に差す必要があります。
SIMカードスロット1は、microSDカード差し込み口の下部にあります。
・IIJIMO等のメジャーなSIMは自動認識するようで、APNの設定をする必要なく差し込むだけで使用可能になります。
初期化を行う
購入時のデフォルト状態でと、内臓ストレージの16Gのうち12G以上が、システム予約領域になってしまっています。
初期化をすると、システム予約領域5G程度になります。

初期化の方法は
1.すべてのアプリをタップ※画面上部をスワイプしてショートカット用のアイコンを表示しても構いません
2.設定をタップ
3.バックアップとリセットをタップ
4.デバイスをリセットをタップ
5.画面に表示されている数字を入力し、[すべて消去]をタップ
公式サイトのZenFone 2 Laser 初期化手順に詳しく記載されてますので参考ください。
SIPフォンに関して
ZenFone 2 Laserに使用するSIMはデータ専用SIMなので、SMARTalkの設定を行いました。
設定方法は、Andoroidのバージョンが違うため 微妙に違いますが、FUSION IP-Phone SMARTの設定(Android版)をご覧ください。
SMARTalk等のIPフォンを使用している場合、専用アプリ以外に、Android標準SIPで使用可能なのでいつもそちらを使っています。
いつもは問題無く使えていたAndroid標準SIPですが、ZenFone 2 Laserでは、使う条件によりうまく発信できませんでした。

着信は問題無くとれ通話できます。 また、着信履歴から電話をかける事もできます。 ただ、アドレス帳から電話をかけると数秒で電話が切れてしまいます。よくよく調べてみると、Androidの設定で、すべてをインターネット電話でするに設定しても、
実際にアドレス帳より選択して発信すると、SIM通話になってしまいIP電話で発信できません。
着信履歴からかける場合は、@以下のSIPドメイン名も履歴に残っているため問題なくIP電話で発信できます。
また、WIFI接続でも、IP電話で発信できるのですが、WIFIを切断し4G LTE通信にきりかえアドレス帳からかけると、どうしてもIP電話で発信できません。

SIMを2枚使用できることが原因にありそうで、Andoroidのインターネット電話の設定より、優先SIMの優先度の方が上になっているように思います。
優先SIMを無効化して、 アドレス帳より電話すると、IP電話で発信します。ただSIMを無効化しているので、データ通信もできなくなり結局はエラーにはなるのですが



アドレス帳の電話番号に、@以下のドメイン名も登録してしまえば、できるはずですが電話番号項目には数値しか入力できず、@やドメイン名が入力できませんでした。
今のところ、その他の設定項目も見当たらず、とりあえずSMARTalkの専用アプリをいれれば使えるので、Android標準SIPで使用する方法は 引き続き調べたいと思っています。

※2015/09/24 asusより2度ほどアップデートがありましたが、SIPフォンに関しての挙動は改善されていません。
ZenFone 2 Laser (ZE500KL)のroot化に関して
ZenFone2 Laserのroot化を紹介したHPではなく、ZenFone2のroot化を紹介しているHPではないでしょうか?
とのご指摘を頂きました。
確認しましたところ、正しいリンク先は Root for ZE500KL and ZE500KG | Zenfone 2 Laser になるようです。
詳しくは見ていませんので、分かりましたら記載したいと思っております。
2016/04/26、取り敢えず簡単に確認しました。

Root for ZE500KL and ZE500KG – Post #108 にある、mod_boot.img.zipを利用するようです。
手順としては、(Android SDKが事前にインストールされている前提となります。Android SDKのインストール方法は、ARROWS Me F-11D(ビルド番号がV26R42B)を今更ながらroot化を参照ください。) ※
1 – Install adb and fastboot driver (follow THIS guide) >Now you can connect the phone to your computer
Root for ZE500KL and ZE500KG – Post #108よりリンクされている指示に従って、 Android SDKをインストールせずにadb.exeとfastboot.exeのみを入手しても可能と思います。
自分の環境は既に、開発用としてAndroid SDKをインストールしているため、不要でしたのでダウンロードしておりません。

1.mod_boot.img.zipをダウンロードし解凍する。

2.Zenfoneをデバッグモードにする。
※開発者向けオプションが表示されない場合は、
端末の「設定」→端末情報→ソフトウェア情報をタップしソフトウェア情報を表示します。
ビルド番号の行を7回タップします。(数回タップすると「デベロッパーになるまであと ステップです。」表示されます)

3.ADBをダウンロード(ADBドライバーはZenFone 2 Laser (ZE500KL) | Phone | ASUS 日本のサポートページよりOSAndoroidを選択し、USBのリンクをクリックするとドライバーが表示されダウンロードできます)し解凍する。

4.PCとZenfoneをUSBで接続する。

5.しばらくすると外部デバイスとしてZenfoneが認識されますがADBドライバーだけエラーになってますのでコントロールパネルよりデバイスマネージャを起動し、ADBドライバーをインストールします
5-1ADB interfaceを右クリックしドライバーのインストールを選択。
ZenFone 2 Laser (ZE500KL)|ADBドライバーインストール
5-2コンピュータ内から探すをクリックし、先ほど解凍したフォルダー内の「windwos_xp_vista_7_8_8.1のフォルダーを選択」
ZenFone 2 Laser (ZE500KL)|ADBドライバーインストール2
5-3次をクリックしてインストールをする

6.コマンドプロンプトよりadb reboot bootloader(パスを切っていいない場合、ANDROID SDKのplatform-toolsに移動後)
Fastboot ModeでZenFone 2 Laser (ZE500KL)が起動されます。(ZenFone 2 Laser画面上にFastboot modeと表示されます)
ZenFone 2 Laser (ZE500KL)|fastbootモード
※ZenFone 2 Laser (ZE500KL)の電源ボタンとボリュームアップボタン長押しでも同様にfastbootモードで起動できます。

7.fastboot boot mod_boot.img(パスを切っていいない場合、ANDROID SDKのplatform-toolsにmod_boot.imgファイルをコピーし移動後) でroot化の完了のようです。
※項目6までは実行してみましたが、今のところ、root化の必要性が無かった為、最後の7番は実行しておらずroot化はしておりません。

ZenFone 2 の root 化については、こちらのスレッドで配布されている「ZenFone2_root.zip」を利用すると、PC に接続した ZenFone 2 をほぼワンクリックで root 化できます(上図は ZE550ML の例)。実際には ZIP ファイルに含まれる「Root_zenfone.bat」を実行するだけです。非 root 化する場合は「Xoa_root.bat」を再度実行します。

引用:ZenFone 2(ZE550ML / ZE551ML)のroot化方法、ブートローダーアンロック方法が公開

と紹介されていました。
[Root] Newbie quick ONE-CLICK | Zenfone 2 root | ZE500 ZE550 ZE551 | Temporary CWM – Post #0より、ZenFone2_root.zipをダウンロードして解凍しましたが、Root_zenfone.batが見当たりませんでした。 もう少し、調べてみると、
==================
If want unroot run Xoa_root.bat
Link download:click here

引用:[Tools]Hot Zenfone 2 one click root | Asus ZenFone 2

[Tools]Hot Zenfone 2 one click root | Asus ZenFone 2の click hereのリンクをクリックすると「ZenFone_root.zip」がダウンロードできました。今はファイル名は「ZenFone2_root.zip」ではなく、「ZenFone_root.zip」のようです。

手順としては、(Android SDKが事前にインストールされている前提となります。Android SDKのインストール方法は、ARROWS Me F-11D(ビルド番号がV26R42B)を今更ながらroot化を参照ください。)
1.ZenFone_root.zipを解凍する。
2.Zenfoneをデバッグモードにする。
3.ADBをインストール(ADBドライバーはZenFone 2 Laser (ZE500KL) | Phone | ASUS 日本のサポートページよりダウンロードできます)。
4.PCとZenfoneをUSBで接続する。
5.Root_zenfone.batを実行します。
※xoa_root.batを実行するとroot化を解除します。

で大丈夫かと思います。実際にダウンロードして解凍後バッチファイルなど中身を簡単に確認してみると、問題無くできそうした。(※root化は自己責任でお願いします)

ツールが入手し辛くなると困るので、とりあえずダウンロードしてツールは入手てますので、もし、実際にroot化したら追記します。 ※ZenFone_root.zipの元ネタは、 同一スレッド内の、[Root] Newbie quick ONE-CLICK | Zenfone 2 ro… | Asus ZenFone 2 のZenfone_quickroot.zipのようです。
ストラップホールに関して
ZenFone 2 Laserには、ストラップホールがありません。大人が使う分には問題無いと思いますが、せっかくキッズモードがあり、簡単に子供用のスマホとして使うことも 可能になっているので、落下防止用としてストラップホールは有ったほうが良かったのではと思ったりします。

今のところ、発売されたばかりなので、ストラップホール付のケースも発売されていないようです。
ヘッドホンジャックに差し込み時計回しにねじると軸についているゴムが膨らみ耐荷重3.2kgのストラップホールになる、Pluggy Lockがあるようです。実売価格は3,000円から4,000円ぐらいのようです。
普段はスマホにケースやストラップを付けないで使っているのですが、5インチサイズのスマホはDell Streak以来で使い慣れているスマホよりサイズが大きい為、落下防止用として 商品としては気にはなるのですが、不安材料として、時計回りの反対に回すとゆるんでしまうので、ストラップとして首などにかけているといつの間にかスマホが回って勝手にゆるんでしまうのでは 無いかと思って少し躊躇しています。
もう少し待ってみて、ストラップホール付のケースで良さげなのが発売されなかったら、Pluggy Lockを購入しようと思います。
キッズモードに関して
ZenFone 2 Laserには、キッズモードもあります。デフォルトでついている機能の為、然程凝った事はできませんが簡単に起動できるアプリの制限や起動時間、通話設定をアドレス帳からのみとすることができます。
ケースに関して
ZenFone2 Laser (ZE500KL)の専用ケースは色々発売されています。
ZE551ML等の5.5インチサイズのZenFoneには、専用の防水ケースがあるようですが、ZenFone2 Laser (ZE500KL)には、専用の防水ケースは販売されていないようです。
防水ケースに関しては汎用のケースを購入するしかなさそうです。

ポケモンgoに関して
インストールして、ポケモンGO自体をPLAYする事はできますが、 ジャイロスコープ非搭載の為、ARモードでのゲームはできません。

また、バッテリーセーバーも正常動作いないようです。(バッテリーセーバーに関しては、復帰時のフリーズ以前に、本体を下に向けても画面が暗くなりません。こちらもARモード同様ジャイロスコープが、非搭載の場合、正常に機能しないようです。)

また場所にもよると思いますが、GPSの位置情報モードを高精度にしいても、 ZenFone 2 LaserのGPS感度が悪いみたいで、GPSの信号を探していますが出てしまい、ポケモンスポットの目の前にいるのに、アイテムを取れない事があったりします。

後日 Zenfone2 LaserのGPS精度を上げる方法 | あうとニュースを参考に銅箔テープでは無く、家にあるアルミホイルを数回折りたたんだ後、2mm×63mmにカットして、セロハンテープで張り付けてみました。
ZenFone 2 Laser (ZE500KL)|GPS精度改善
のようにかなりアバウトに作って張り付けましたが、 子供いわく、前よりGPSの信号を探していますが出なっくなってポケモンスポットでアイテムが取れるようになったとの事です。
そんな訳で、計測用のアプリを入れて確認したわけではありませんが、感覚的には良くなっている様です。



そろそろ、新しいSIMフリーのスマホ購入を考えていて、 Zenfone3やHUAWEI P9とか物色中だったのですが、最近、 上海の企業がメーカーなどに提供している、ファームウェアがスマホ等から個人情報を中国に送信している とのびっくりのニュースを読んでしまいました。 ファームウェアなので、インストールするアプリを気を付けても仕方ないレベルになってしまい、 どのスマホを買えば良いのか悩み中です。
米国で販売されていたAndroid端末のファームウェアをセキュリティ企業が調べた結果、SMSの本文や連絡先、通話履歴などの情報が中国のサーバに送信されていたことが分かった。
問題のファームウェアでは、端末にインストールされているアプリケーションの情報を収集したり、Androidのパーミッションをかわしたり、リモートから特権でコマンドを実行したり、リモートから端末のプログラムに変更を加えたりすることも可能だったとされる。
さらにファームウェアの更新によって、ユーザーの許可なくアプリケーションをインストールする機能や、位置情報を外部に送信できる機能を追加できていたことも分かった。
Shanghai Adups Technologyという企業が管理していたとされる。 市場シェアは公称70%超に上る。Shanghai Adups TechnologyのWebサイトには、同社のファームウェアが、ZTEやHuaweiをはじめとする大手メーカー、携帯電話会社、半導体メーカーなど400社以上の製品に採用され、幅広いウェアラブル端末やモバイル端末、自動車、テレビなどに組み込まれている旨が記載されていた。

引用: Android端末のファームウェアに隠し機能、ユーザー情報を中国に送信 – ITmedia ニュース

市場シェアが公称70%超、殆どのメーカが採用している可能性がありそうです。

まー実際は、自分のよう大した情報を持ち合わせていない人物をターゲットにしているのではなく、政治家や企業等の、重要機密情報を 取集する為に使用している気もしますし、記事に記載されていた通り、本当に中国国内でのみ使用する目的だったとしても、 どっちにせよ、分かってしまうとやはり、なるべく避けたいので、 取り合えず、記事に記載されていた、ZTEやHuaweiは除外して、検討中です。